MachiKania

MachiKania(マチカニア)は

PIC32MX を CPU に採用したカラーテレビゲームシステムです。

KM-BASIC を採用し、キーボード入力・実行を行う事ができます。

 

BASIC搭載カラーテレビゲームシステム MachiKania

カラーグラフィック対応BASIC搭載テレビゲームシステム MachiKania type Z

I/O機器制御対応BASIC搭載テレビゲームシステム MachiKania type M

 

このページでは MachiKania の組み立てと MachiKania 独自の操作方法を紹介します。


MachiKania プリント基板


2018年8月より MachiKania type M が公開され、
対応のプリント基板が有償配布されています。
従来の MachiKania プリント基板では type M が使用できません。

 

2018年9月現在、次の配布・販売を確認しています。

  • ケンケンさん (直接)
    MachiKania 作者のケンケンさんから直接プリント基板を購入できます。
    支払い方法に Amazon ギフト券 を選択可能です。
  • オレンジピコ
    ORANGE pico の公式ネットショップですが、様々な基板を扱うようになり、
    MachiKania も扱っています。セットがあるので一式購入時は便利です。
    Yahoo! ショッピング内なので T ポイントが有効です。
  • Assemblage / PCN フラッグシップ秋葉原 BY ASSEMBLAGE
    東京・秋葉原にあり、IchigoJam の販売・サポートを行う
    プログラミング クラブ ネットワーク(PCN)の母艦店。
    唯一実店舗で購入できる場所になります。

パーツを別途入手する場合、秋月電子通商 でほとんど入手できます。

一部 秋月電子通商 販売のキットが含まれます。

従って、東京・秋葉原で MachiKania を入手する場合は
Assemblage でプリント基板を入手し、

秋月電子通商 でパーツを入手する事になるでしょう。

 

プリント基板を用いた場合、別途パーツが必要となります。

ブレッドボードやユニバーサル基板を用いる場合は
同じ動作をするパーツの変更が可能になります。 

MachiKania type Z・初代向けの基板は R1.4 で
3 端子レギュレータと周辺のコンデンサが変更されました。

TA48M033F が入手困難となったため NJM2845DL1-33 へ変更されています。 

3 端子レギュレータは 3 ヶ所を半田付けしますので、

NJM2845DL1-33 は寝かせた状態で両端 2 ピンと逆側の広い部分を半田付けします。

 

マイクロ SD カードスロット DIP 化キットのランドは小さめです。

そのため付属しているピンヘッダを使用する事をおすすめします。

他のピンヘッダだと入らない場合があります。

ピン 1~8 がそのまま端子に出ていて、
ピン 9・10 はカードが入っている時につながります。

他の SD カードパーツを使用する場合、9-10 を接続しても良いでしょう。


PICkit3 など

PIC32MX へ MachiKania システム を入れるために必要です。

PICkit3 は互換品も出回っていて、こちらでも可能な事を確認しています。

基板の P3 ICSP と記載されている 6 ピンが PICkit3 の接続端子です。

MachiKania の 1 と PICkit3 の ▼ 側のピンを合わせて接続して下さい。

 

更新するソフトウェアは MPLAB X IDE に含まれている MPLAB IPE を使用できます。

失敗する場合は通常電源で供給しながら行ってみて下さい。

 

MPLAB® X Integrated Development Environment (IDE) | Microchip

 

作者のケンケンさんは

PICkit2+pic32progLPC1114Raspberry Pi でも行えています。

 

LPC1114 の場合、IchigoJam のプリント基板上では動作しない事が確認されています。
(抵抗によって信号が変化してしまうようです)

ブレッドボードなどで行って下さい。


SD カード・microSD カード

回路図では SD カード と microSD カードで説明があります。

ケンケンさんのプリント基板では microSD になっています。

 

システム上フォーマットは FAT16 と FAT32 に対応します。
そのため規格は SD・SDHC となります。 

特別な用途で SD カードを使用していた場合は一度 FAT でフォーマットして下さい。

 

一部正常に動作しない SD カードが存在します。

調査では Raspberry Pi 動作の SD カードに一致するようです。
電源を入れてすぐに SD カードへアクセスしている影響と思われます。

 

RPi SD cards - elinux.org - Rapsberry Pi で起動が検証された SD カード一覧

 

MachiKania type Z の KM-1202(Zoea 1.02) よりフォルダ内部の参照も可能です。

[ ] で囲まれた表示がフォルダになっています。

[..] で一つ上へ移動します。[.] はフォルダそのものを示すので何もしません。

なお、ケンケンさんの公式サイト上では
フォルダ・サブフォルダを「ディレクトリ」「サブディレクトリ」と表記しています。 

それ以前の MachiKania はルートフォルダ下のみです。

例えば Windows で D ドライブに SD カードが認識されている場合、

D:¥ 内に直接ファイルを入れた場合に認識します。

 

FAT は MS-DOS から使用されていたフォーマットのため、
8文字.3文字 のファイル名は小文字のファイル名でも大文字に変換されます。

パソコンから入れる場合はファイル名にご注意下さい。

 

MachiKania 初代・type Z と MachiKania type M では
使用している PIC32MX が異なるため、

互いにビルドしたファイルは動作しません。ソースは上位互換です。

SD カードは別々にする事をおすすめします。


MACHIKAN.INI MACHIKAZ.INI MACHIKAM.INI

SD カードのルートフォルダに
MACHIKAN.INI・MACHIKAZ.INI・MACHIKAM.INI ファイルを
入れる事で起動時の動作を変化する事ができます。

行頭に # を入れておくと、その行は無効になります。コメントとしても使用可能です。

 

MACHIKAN.INI は MachiKania の配布ファイル、

MACHIKAZ.INI は MachiKania type Z の配布として含まれています。

項目 動作
106KEY 日本語 JIS キーボード
101KEY 英語キーボード
NUMLOCK 起動時 Num Lock をオン
CAPSLOCK 起動時 Caps Lock をオン(英大)
SCRLLOCK 起動時 Scroll Lock をオン(カナ)


MACHIKAM.INI は MachiKania type M の配布として含まれています。

上の項目に加えて、次の項目が設定できます。

項目 動作
WIDTH36 エディタを 36×27 文字 標準テキストモード で起動
WIDTH48 エディタを 48✕27 文字 ワイドテキストモード で起動
WIDTH80 エディタを 80✕27 文字 モノクロテキストモード で起動

ブートローダーの動作

MachiKania のブートローダーは MachiKania のボタンで操作します。
(キーボードでは操作できません。
 極力サイズを小さくするためあえてそうしてあるそうです)

 

MACHIKAN・MACHIKAZ・MACHIKAM がエディタ、
その他は自動生成されたアプリプログラムです。

BASIC プログラムはここでは表示されません。一度エディタに入り、
Shift+F2 で自動生成アプリ(.HEX ファイルを生成)にする事で

一覧に表示されるようになります。

 

ここから各アプリプログラムを実行すると、

RESET を行っても再度そのプログラムを実行します。

ブートローダーを再度表示したい場合は、

MachiKania のゲームボタン 6 ボタンのうちどれかを押しながら

RESET または電源を入れなおして下さい。


エディタの動作

ブートローダーで MACHIKAN・MACHIKAZ・MACHIKAM を選択すると、
エディタに入ります。

エディタでは基本的にキーボード操作となります。

キー 動作
F1・Ctrl+O LOAD ファイルの読み込み
F2 SAVE ファイルの保存
Ctrl+S ファイルの強制保存
F4 RUN プログラムの実行
Shift+F1・Ctrl+N 新規作成
Shift+F2 自己実行アプリを生成
Shift+F3 画面モード変更 (Zoea 1.02〜・Megalopa)
Shift+F4 コンパイルテスト(文法の確認など)
Insert 上書き・挿入の切り替え
Delete カーソルの文字を削除
Back Space カーソルの左にある文字を削除
Enter 改行
↑ ↓ ← → カーソル移動
Home・Ctrl+← 行頭へ移動
End・Ctrl+→ 行末へ移動
Page Up 1 画面上へ移動
Page Down 1 画面下へ移動
Shift+↑ ↓ ← → 範囲指定(画面内で有効)
Ctrl+X 範囲部分を切り取り
Ctrl+C 範囲部分をコピー
Ctrl+V 貼り付け
Ctrl+Z 元に戻す(Zoea 1.03~・Megalopa)
Shift+Caps Lock 英大・英小切り替え
Scroll Lock・カタカナ ひらがな|漢字

カナ・英数切り替え

カナ入力時は JIS キーボードそのままの配列になります。
(ローマ字入力ではありません)

カナのキャラクターコードはシフト JIS(Shift_JIS)の半角カナと一致します。
そのため、パソコンからシフト JIS でテキスト編集してプログラムを作成し、

SD カードへ保存し、MachiKania で動作する事が可能です。

逆に SD カード内のプログラムなどをパソコンへ保存する事もできます。

 

エディタの画面モード

Shift+F3 でエディタの画面モードを変更できます。

MachiKania type Z(Zoea Ver.1.02 以降)および
MachiKania type M で対応しています。

それ以前は横 30 文字固定です。

 

横 30 文字
横 30 文字
横 40 文字
横 40 文字

MachiKania type Z では横 30 文字と 40 文字を切り替えます。
解像度は変化なく、40 文字では異なるフォント(k6x8フォント)を使用します。

 

横 36 文字
横 36 文字
横 48 文字
横 48 文字

横 80 文字
横 80 文字
左画面をモノクロ表示
左画面をモノクロ表示

 

MachiKania type M では横 36 文字・48 文字・80 文字を切り替えます。
そのため MachiKania type M のエディタは

1 画面に入る文字数が多くなっています。

初期状態の画面モードは MACHIKAM.INI で設定します。

MachiKania type M では解像度の異なる画面モードを採用するため、
画面モードを変えてもエディタのフォントは変化ありません。
80 文字はモノクロ表示になっています。

カラーのままでは見難いため、モノクロ表示が推奨されます。

 

MachiKania type M でもブートローダや BASIC プログラムの実行時は
MachiKania 初代・type Z を継承するため、横 30 文字が初期状態になっています。


アプリ・プログラム実行中

動作を強制中断したい場合は、次の操作どちらを行います。

  • MachiKania ボタンの ↑・↓・Fire・Start を同時に押す
  • キーボードの Ctrl+Pause|Break を押す

MachiKania の RESET ボタンを押した場合、電源切→入をした場合は
実行されていたプログラムを再度実行しなおします。
(MachiKania のエディタを実行していた場合はエディタになります)

ブートローダーを起動したい場合は MachKania の 6 ボタンどこかを押しながら

RESET ボタンまたは電源を入れなおして下さい。